徒然はな子

日々感じた事を綴っています。読んで頂いた方が、明るい気分になりますように

第二の新婚生活

一男一女の子供達が家を離れ、今は夫と2人暮らし。もう一年半になる。

20数年間、子供達を含めた4人での生活だったので、今さら?な2人の生活には不安があった。


夫とは特別な共通の趣味があるわけではなく、性格も似てはいない。

 くそ が付くぐらい真面目で何事も計画的にやり遂げるタイプの夫と、まあなんとかなるか、とあまり深くは考えず、ぱぱっと行動することの多い私、である。


それでも縁あって結婚をしたのだが、考え方の不一致も多かった。この20数年間は歩み寄り?と言うより、どちらかが折れて我慢していたように思う。


でも、もう子供達も居ないし、2人だけの生活になったのだ。

新婚のように、片時も離れたくないという状況ではない。愛だの恋だのと言う感情は、形を変えて別のものに変化してしまったのである。

人生の後半戦に入り、無理して我慢をするのはやめようと思う。出来るだけお互いが好きな事をする時間を確保し、干渉をしない。なるべく顔を突き合わせる時間を減らし、出会った時のように『会えて嬉しい』という状況を意図して作り出すのである。


残っているのは、わずかな慈悲の心。


第二の新婚生活がスタートして1年半、まだまだ先は長い。これからである。



*慈悲 自分以外の他者を慈しみ情けをかけ思いやる、事。